メカノトランスフォーマ
㈲メカノトランスフォーマ ピエゾアシストステージ
" Welcome to the new world of nanometre "
㈲メカノトランスフォーマはアクチュエータ技術を中核に、末踏の世界を切り拓くことをめざしており、圧電アクチュエータ素子の発生する変位を機械的に拡大・縮小するメカトランス技術の設計・製造、また同技術の量産メーカへの技術供与、コンサルタントからアクチュエータ応用技術およびフィルタ新技術開発、設計、製造、および技術供与を行う革新的なメーカーです。
メカトランスとは
圧電素子は比較的低い電圧で所要の変位(伸び)を発生させる素子で、電気エネルギから機械エネルギに変換する変換効率が60%と大変高く、また発生力は例えば10mm x 10mm断面の素子で、350kgfと大変高いことが特長ですが、発生する変位が数μmから40μm程度と髪の毛1本分にも満たないため、適用範囲が大変制約されています。
当社では『てこの原理』等を利用して、この少ない変位を数倍から数十倍に拡大する変位拡大機構技術を保有しております。
変位拡大機構は、受動的な(新たなエネルギの発生を伴わない)機構で、電気回路部品で言うと丁度トランス(正しくはトランスフォーマ、変成器)の機能に対応します。そこで、弊社ではメカニカルなトランスという意味で「メカニカルトランスフォーマ」という呼び方をすることとし、「メカトランス」という呼び名をつけさせて頂きました。本来、この名称は変位拡大機構の部分のみに適用するものですが、圧電素子と組み合わせたアクチュエータに対してもこの名称を使用しております。そこで、当社ではメカニカルなトランスという意味で「メカニカルトランスフォーマ」という呼び方をすることとし、「メカトランス」という呼び名をつけさせて頂きました。
本来、この名称は変位拡大機構の部分のみに適用するものですが、圧電素子と組み合わせたアクチュエータに対してもこの名称を使用しております。
■メカトランスの特徴
■応用分野
「アクチュエータ」とは動く機構の総称ですが、メカトランスの応用分野は、広くアクチュエータの全ての領域に対して適用できる可能性があります。
そのメカトランスを産業機器分野、医療分野、自動車分野、コンシューマー分野、航空機・宇宙産業分野のすべての分野にわたり、適用可能と考えております。