ナノプラス社ではLUCENT Technologiesとの協定に基づき、FP- とDFB- タイプの量子カスケードレーザーを提供しております。センシングや分光学等多くのアプリケーションにおいて、シングルモードレーザー光は非常に魅力的な存在です。半導体レーザーの解説に述べられているように、DFBの概念は量子カスケードレーザーにおいてシングルモードレーザー光得るために使われています。QCL DFBでは、必要な波長における1つの特定のレーザーモード光(シングルモード光)のみが放出されます。他のモードは QCL DFB 処理で定義される周期的格子構造によって抑制されます。
波長範囲 9〜12μ のシングルモード、あるいはマルチモードの量子カスケード素子を供給いたします。これらの素子はパルスモード (およそ100ナノ秒) で動作し、ペルチェ温度(-15℃)室温(25℃)でご使用いただけます。運転温度 (素子の温度) を変化させることにより、発振波長のチューニングが行えます。 |