APAは、機械増幅機構を持つピエゾアクチュエータで、アクティブ材料の伸張と、これをてこの原理を応用し機械的に増幅するためのメカニズムから成り立っています。コンパクトなサイズにもかかわらず、大きなストロークが得られます。 詳細ページ
DPAは、ピエゾ素子を複数枚スタックしケーシングした最も一般的なタイプのアクチュエータで、一般的にはスタックピエゾアクチュエータと呼ばれています。スタック数には限りがあり、従って伸張も限られてきます。
パラレル予備負荷機構付きアクチュエータは、外部に圧縮力を発生するフレームをもち、予備負荷のレベルをより高く出来ます。従ってPPAはDPAに比べ、よりコンパクトでありダイナミック特性も改善されます。 詳細ページ
Stepping Piezoelectric Actuators(SPA)は、セドラット社APAシリーズアクチュエータを使い、ナノ/ミクロンの領域をカバーした新しいロング・ストロークリニアアクチュエーターです。 詳細ページ
超音波ピエゾアクチュエータ(UPA)はAPAと同じシェル構造で、超音波振動発生を目的として開発されたピエゾ素子です。非常に低電圧駆動(10VAC)にもかかわらず、高い振動速度(m/s)を表示します。
UPDはだ円振動を発生させることにより、摩擦を応用したピエゾモータに応用出来ます。
LPMとRPMは、UPDを使った低電圧駆動の超音波モーターです。長いストローク (LPMでは>100 mm、RPMでは無制限)と高分解能を提供し、静止しているときはブロッキング力が働きます。
SPA30μXSは、超小型ステッピングピエゾステージで現在開発中です。
XY200Mは、フランス宇宙局(CNES)の依頼により”宇宙スペック”に従ってセドラットテクノロジィーラボにて新たに設計・製作された ピエゾステージです。このステージは、2組の増幅機構付きピエゾアクチュエータAPA200Mをベースに、中央のリング周りに配置しそれぞれの軸 200μmのストロークを得ています。
チップ-チルトアクチュエータθX-Zは、2APA50Sアクチュエータをベースに2つの動きを発生することができます。 ・ 2つのアクチュエータを同時に作動した場合、Z軸運動(チップ)になり50μmまで上昇します。 ・ 2つのアクチュエータを正反対に作動させた場合、θX運動(傾斜)になり±0.5°まで傾斜運動します。
APAは、コンパクトで中心に配置されているため、より大きなストロークを得るために直列に積み重ねることが出来ます。この例は、フランスの医学研究機関(INSERM)の要求で設計し、核磁気共鳴装置(MRI)バイオ医学メカニズムの中で使用されています。3個のAPA200M-NMがスタックされていて、600μm以上の変位を得ています。2番目のレバーアーム先端での分解能はサブミクロンのままで、駆動電圧180Vでストロークを3mmまで増幅します。APAを含む全ての部品は、MRIの必要性から非磁気仕様です。
この度セドラット社より、ピエゾアクチュエータ駆動高速シャッターが開発されました。この製品はヨーロッパの研究機関 European Synchrotron Reaearch においてX線の遮断用に用いられています。
高速圧電素子駆動シャッター FPS200Mは、セドラット社製品増幅機構付きピエゾアクチュエータAPA200Mを 2個使い、ステージ上で各々が向かい合うように取り付けられています。通常閉動作 (Nomary Cloased) シャッターは、セドラット社製の標準ボードSP75A-2により駆動出来ます。応答時間は 1msでオーバーシュートがありません。
顕微鏡を使った機器で焦点調整は面倒なものです。ここでご紹介する フォーカル調整ユニットは、ピエゾの微小な動きをうまく使った顕微鏡の焦点調整装置で、簡単に装着することが出来ます。同一物体を焦点位置を変えて撮影することで、3次元の映像を作成することが出来ます。また自動化ラインの検査工程に威力を発揮します。 仕様