素子を基板に接着する場合、接着層を出来る限り薄くすることが肝要です。接着剤が乾き安定するまで 2〜5MPa程度の力でしっかりと押さえます。接着剤はエポキシ系接着剤が最適です。また電極への配線は、はんだ付け以外にも導電性接着剤を使うことが出来ます。この場合柔軟性のある接着剤をお使いください。もし必要であればノリアックにご連絡下さい。貴社のアプリケーションに適した接着剤の選択をサポートいたします。
銅製のスプリング等を使って、素子の外部電極に機械的に接続することも可能です。この場合酸化し難い材料、例えば金メッキした材料をご使用下さい。
CMAとSCMAは通常、取り付けに必要な平坦で平行な表面を得るために上下の表面(分極方向に垂直な方向)で粗研磨されています。CMAとSCMAは機械的に挟み込むか、または接着固定をして使います。以下に素子を取り付け際の推薦方法を述べます。取り付け方法に誤りがあると素子の内部にストレスが掛り、素子にヒビがはいり如いては素子の破壊へとつながります。