J16TE シリーズは、ジャドソン社の高品質な Geフォトダイオードを TEクーラーに取り付けたディテクターで、暗電流を少なくし、感度を改善することで優れた安定性を実現しています。
J16TE1 シリーズディテクターは、ジャドソン社の受光面積の広い Geディテクターを 1段 TEクーラーにパッケージされています。10と13mmのアクティブ径は、最大の集光を可能にします。安価な1段クーラーは、ディタクター温度を-10℃まで下げることが出来、暗電流の減少、またはディテクター温度を安定することにより周囲温度の影響を防ぎ、応答の改善が期待できます。
J16TE2 シリーズは、Geフォトダイオードを高性能 2段クーラー上に乗せたディテクターです。DCオフセット電流と暗電流は、-30℃の動作温度で大きく減少します。
(図11-4 図11-5参照) これらの低いオフセットと暗電流は、J16TE2 シリーズを超高感度の光ファイバーパワーメーターに理想的なデテクターにします。これらは、-80dBm(10pW)までの光パワーをDCモードにて正確に測ることが出来、さらにオプティカルチョッパー・ロックインアンプを使うことで-90dBm(1pW)までも測ることが出来ます。
さらに J16Dシリーズ Geディテクターを使えば、800〜1400nmの赤外線検出のための究極の感度を提供いたします。Geフォトダイオードを 77°Kまで冷やすことで、非常に高いシャント抵抗値が得られ、ノイズ換算電力(NEP)を0.01pW/Hz1/2以下にいたします。
J16TE シリーズディテクターは、乾燥窒素で満たされ密封されたTO-スタイルのパッケージに取り付けられます。 |