JTC システムは、赤外線ディテエクターと温度を測定するためのシリコンダイオードセンサがミニチュアのガラスディュアーに取り付けられています。クライオスタットとデュアーは、アルミハウジングに一体化され組み込まれていて、取り扱い不注意をなくします。

　クライオスタットには可動部分がなく、また電力も必要としません。クライオスタットは、ボンベに詰めた高圧窒素ガスで作動します。14,000(STP)リットル 6,000psi　のボトルで連続230 時間動作します

特徴
メンテナンスフリー
本質的に単純な原理構造
高信頼性
コンパクト
液体窒素を必要としない
電力を必要としない
自動監視装置に適しています

　ディテクター素子の冷却で、単純で急速な動作を実現したジュールトムソン冷却器がジャドソン社から提供されています。ｋライオスタットは、ディユアのコールドフィンガーの後部に配置されたクライオスタットチップで、加圧のガスを低温液体に変換します。クライオスタットは、電気を必要とせず、どんな姿勢でも動作することが出来ます。

　ジャドソン社のクライオスタットは、高純度窒素ガスで作動した場合ディテクター温度 77Kを達成します。このクーラは、周囲温度 -55℃〜70℃にて最大熱負荷 2Wを得ることが出来ます。またアルゴンガスを使ったクライオスタット(87K)も製作可能です。